わたしは20年間続いた慢性痛からどのようにして決別したか(後編)

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中国瀋陽市にあるウォルマート

 

中国で見つけた本ですが、漢方や中医学の本ではありません。

この本を書いたのは医者でなく、アメリカのあるピアノ調律師です。

よって原文は英語で、それを中国語に翻訳されたものです。

 

この本によると、慢性痛を治す要点は、

 

1.適切なトリガーポイント(痛みを発している点)を探す。

2.そのトリガーポイントを1日複数回マッサージする。

3.マッサージの強さが決められていて、弱すぎても強すぎてもいけない。

 

わたしは、本に書かれている治療法を忠実に実践しました。

すると、しばらくして、うそのように、何の跡形もなく痛みがなくなりました。

20年もの間、しつこくわたしを苦しみ続けた痛みは、きれいさっぱりなくなりました。

治る時というのは、徐々によくなるのではなく、瞬時に、完全によくなるのですね。

しばらくの間、本当に信じられなかったです。

痛みがなく、本が読めたり、勉強できる幸せをしみじみと思いました。

 

治療には、1日7,8回のマッサージが必要なことから、外科や接骨院でマッサージしてもらっても、せいぜい1日1回ですから治療になりません。

自分で自分を治療することが必要です。

 

 以前NHKのある番組で慢性痛の治療方法について取り上げられているのを見ました。

慢性痛を抱えているある女性の患者が、医者が痛み止めの注射を打たれていました。

医者は注射を打ったあと、「このように一皮一皮をぬいでいくように痛みは消えていくのですよ。」と患者に言うと、

患者は、「よくなった感じがします。先生、ありがとうございました。」と礼を述べて診察室を出ました。

この場面を見て、「注射を打ったりしなくても、完璧に治る治療法があるんだけどな…」と思いました。

わたしを治したこの本による治療法は、注射をしたりなどの侵襲性がなく、しかも治療費がかかりません。

ただ、自分の指でマッサージを行い続けると、指を痛める可能性があるので、何か適当な道具を使うといいです。

 

 今から3年ほど前に、紀伊國屋書店に、この本の日本語訳が置いてあるのを見つけ驚きました。

大きな本で、価格は5,000円を越えています。

初版は2010年3月で、わたしが中国語版を読んで治した3年後に出版されています。

いろいろな言語に訳されているということは、わたしのように、この本によって救われた人が少なくない、ということなのでしょう。

もちろんすべての慢性痛がこの本で治るというわけにはいかないでしょう。

しかし原因不明の慢性痛については、この方法で治る可能性が高いです。

 

慢性痛はサイレントキラーです。

数時間や数日の痛みなら、誰でも我慢できるでしょう。

でもこれが何か月、何年、何十年と続いたら、どうでしょうか。

次第に体力をうばい、精神をも病みます。

わたしは学生時代、陸上競技の中長距離をやっていたので、性格的に我慢強いほうだと思います。

もしわたし以外の人がこの慢性痛を患ったら、と思うことがあります。

本当に頼れるのは自分一人しかいません。

医者は、たくさんの患者をみなければいけませんし、医者の知識は無限ではありません。

 

どんなことがあっても、あきらめずに、とにかく生き延びることが大切です。

生き続けたら、偶然に解決策が見つかることがあります。

周囲の人から理解が得られず、傷つくことを言われることもありますが、気にしてはいけません。

あなたの命は、かけがえのないものです。

何事にも解決策は存在します。